12月は1年の締めくくりで、多くの人が年内に済ませたい業務や用事で忙しくなります。
また、年末年始は帰省や個人の予定が入りやすい時期です。
さらに、旅行や初売りセールでのショッピングも多く、出費が増えることが予想されます。
そんな中で気になるのは、年末年始のATMの動作状況ですよね。
ATMは振込み、現金引き出し、お金の管理には欠かせません。
では、年末までに振込みや引き出しは可能でしょうか?
そこでこの記事では銀行とATMの営業日について詳しく説明します。
年末の銀行営業、最終日はいつ?
通常、銀行の窓口は年末は12月30日まで・新年は1月4日から営業が始まります。(ただし、土日と重なる場合は例外)
12月31日から1月3日は公的な休日で、銀行を含む行政機関も閉まります。
銀行窓口での手続きが必要な場合は、12月30日までに完了させることが推奨されます。
年末年始は混雑が予想されるため、手続きの際は日にちと時間に余裕を持つことが賢明です。
年末のATMの利用状況は?
銀行窓口の営業日は固定ですが、ATMの運用は銀行ごとに異なります。
「短縮営業でも利用可能」
「休日でも利用できるATMあり」
「日によっては利用不可」
などの運用方針がありますが、特に地方の銀行では休日に対応しているATMが少ないことが多いです。
また、年末年始にはシステム移行やメンテナンスを行う銀行もあり、ATMが利用できないこともありますので、最新の情報を確認することが大切です。
2023年の主要銀行ATM営業状況
昨年(2023年)の主要銀行の営業日を振り返ります。
完全に同じとは限りませんが、参考にしていただければ幸いです。
ゆうちょ銀行:
12月31日から1月3日までATMのみ利用可能でした。
三菱UFJ銀行:
通常通り毎日利用でき、12月30日は土曜日、12月31日は日曜日、1月1日から3日までは祝日扱いとなりました。
みずほ銀行:
12月30日を土曜日扱いとし、12月31日から1月3日は祝日扱いの営業店のみが営業しました。
24時間営業のATM営業時間に関しては12月31日は8:00から21:00、1月1日は7:00から24:00まで営業しました。
大手銀行ではATMが広く稼働していますが、すべての人がこれらを利用しているわけではありません。ご自身が利用する銀行の営業日をしっかり確認しましょう。
年末の銀行振込に注意
「ATMが動いているから、年末の銀行振込も大丈夫だろう」と思うかもしれませんが、注意が必要です。特に、時間外や休日の振込は、振込先の銀行によって入金のタイミングが異なるためです。
12月31日から1月3日は休日であり、土日と重なると銀行の休みはさらに長くなります。そのため、振込が年内であっても相手方の入金確認が新年を迎えてからになる可能性があります。
「年内に振込を済ませたい」「入金確認を完了させたい」と思う場合は、銀行の営業日内に手続きを行うことが望ましいです。
年末年始の金融対策のまとめ
年末年始は銀行窓口やATMの営業が変則的で通常とは異なりますので、営業日をしっかりと確認することが重要です。
また、休日に現金を引き出す際には手数料がかかる場合があるため、余裕をもって必要量以上を引き出しておくことをおすすめします。
銀行振込は早めに行い、相手方に迷惑がかからないように心掛けましょう。
金銭的な不安を抱えたまま新年を迎えるのは避け、すっきりとした気持ちで年を越す準備をしましょう。
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