ボーイフレンド見どころ&あらすじ解説・ロケ地まとめ!グリーンルームはどこにある?

日本初男性同士の恋愛リアリティ番組・「ボーイフレンド」2024年7月9日(火)から配信されます。

男性同士の恋リアは韓国発の「ボクらの恋愛シェアハウス」がシーズン2まで配信され、シーズン3の制作も発表されていますが、日本では初めて。

MC陣のコメントを見ているだけで期待が高まりますね!

そこで「ボーイフレンド」の見どころ・あらすじ解説やロケ地をまとめました。

基本ルール
海の近くのビーチハウスで9人のBoysが集まり、共同生活を送る。
ルールは2つのみ。
①約1か月間共同生活をすること
②コーヒートラックを皆で運営すること

カップル成立となることだけではなく、友情を育んだり一生モノの思い出を作ることもゴールのひとつとされる

目次

ボーイフレンド見どころ

舞台は海辺の町にある「グリーンルーム」。

そこに年齢も職業もちがうBoysが集まるところから始まります。

コーヒートラック営業を通しての人間関係

1か月の生活費の予算は20万円で、ゲンセイとダイが経理係を引き受けることに。

生活費を稼ぐため、運営することになったコーヒートラックの店名は「brewtiful U(ブリューティフル ユー)」

バリスタを招いて研修後、ペアを組んで人が集まりそうな場所へ営業に出かけます。

特に、当番が一緒に働きたいメンバーを選ぶシステムで相棒を選ぶ場面・営業中のお互いの葛藤は見ている側もドキドキしました。

~コーヒートラック営業後、海辺でシュンとダイが話すシーン~

シュン:ダイくんからの好意で錯覚してるのかも。言っちゃえば、キスしてみたらわかるのかな

ダイ:チューしようよ

シュン:いやだ、今じゃない。僕が落ち着いたら自分からするよ。今は余計にわからなくなるから。

恋愛と友情が交差する9人の成長物語

「ボーイフレンド」の魅力は、恋愛だけでなく友情が描かれている点です。

また、日本の恋愛リアリティ番組として初めての試みであるLGBTQ+の視点も大きな話題となりました。

~アランが「恋愛を親に言える?」と質問し、メンバーがそれぞれの経験を語るシーン~

ダイ:普通に言えるけど、母が悩んでそう。

カズト:付き合ってた人のことで悩んでて、カミングアウトよりも悩みを聞いて欲しくて言った。思ったより悲しそうだった。もっと全然大丈夫そうかなと思ったけど、こっちまで悲しくなっちゃった

テホン:まだ言えていないけど、みんなの話を聞いて勇気をもらいたくて。

ダイ:もしyesと言ってくれなくてもテホンさんが存在していること自体に価値がある。

アラン:子どもから両親が学ぶこともいっぱいあるからテホンの幸せを選択することが両親にも大事な気付きになると思う

カズト:なんでこんなふうに生まれてきちゃったんだろう。
実家の期待を裏切った罪悪感があるけど、自分の店を持つのが夢。

テホン:カミングアウトしたとき、親は二重のショックだと思うの。息子がゲイだということと、それを(番組で)世界に知られるとということ。
でも、単に飲み友達じゃない仲間と出会えて心強い。考えすぎずに伝えられそう。

ゲンセイ:(番組が)いいきっかけだったね。テホンなら大丈夫だよ

年齢や職業など異なる価値観を持っているメンバー同士のぶつかり合いも、言葉で何度も丁寧に議論したりハグをしたり。お互いを尊重していきながら落としどころを見出していく姿に感動の声も多く聞かれました。

ボーイフレンドあらすじ解説

1~3話解説

天真爛漫なダイ、繊細でどこか人を信じることに臆病になっているシュンが中心になって物語が流れていきます。

個人的には爽やかイケメンのカズトの「跡が継げなくなっても、実家とかかわりを持ちたい」という気持ちが切なくなりました。

あとはみんなから心を開かれるリョウタが気になっているのはシュンなのに、その相手から「どうしたらいい?」と別の人の恋の相談をされるところも、いつかリョウタがシュンに想いを伝えられる瞬間は来るのだろうかと気になります。

ダイ:勘違い野郎でよかったから、ガツガツ行けた。今まで追いかけられたことは?

シュン:自分が追うほうが理想だから、来られるのは苦手で慣れてない。

ダイ:シュンの気持ちが変わらないなら、それでいい。素直になってくれたら嬉しい。

シュン:ありがとう。いま、心が温かくてハッピーだよ。

画面が切り替わり、シュンの独白。
シュン:「ちょっと悪いところを見つけちゃった。それで、気持ちが冷めちゃった…。」

3話の最後、横浜中華街とアクアミュージアムのデートから帰ってきたシュンの「蛙化現象」の理由とは!?

それぞれのバックグラウンドが少しずつ見えてきて、9人の心の機微が美しい映像と相まって目が離せません。

4~6話解説

ユーサク:僕にとって一番印象的なのはカズトくん。仕事も真剣で、すごく魅力的でした。でも、実は今日でGreenRoomを出ていきます。

5話でユーサクさんがまさかの離脱!

有名なGOGOダンサーでステージ上でイケイケなユーサクさんが爆モテかと思いきや、素を出せなくて話がぎこちないところや必要経費の鶏肉スムージーで詰められてシュンとなってる姿のギャップにやられてしまいました。

ダイやアランみたいに思っていることを的確に言語化できる人に憧れはありますが、私は不器用な人が一生懸命紡ぎだす言葉や行動にグッときます。

ユーサクさんが最後みんなに残した言葉どおり、悔いのない共同生活であることを願ってやみません。

シュンとダイに関しては、違うタイプどうしできっと傷つけあってしまうような未来でも惹かれあう感じが気になります。

カズト:もう無理だ…。

カズトへの恋の矢印は、アラン・リョータ・ユーサクで、キャパオーバーになって苦悩する場面も。
カズト自身の気持ちがまだ読みづらいですが、ゆっくり気持ちをなぞっていきたい思いと残った期間の短さとのジレンマが見ていて切なくなってしまいます。

誰を選ぶのか、それとも選ばないのかも含めて見届けたいです。

あとは穏やかでいい人過ぎるゲンセイさんが個人的に一番応援したい!

人生、ずっと幸せで楽しくて美しいとは思いませんが、「ボーイフレンド」の世界観は「人をおもんぱかる気持ち」で満ちていて、なんともいえないおだやかな気持ちになれます。

7・8話解説

カズト:自分がいないとダメかも、っていう人に惹かれることが多くて。イクオに関しては自分じゃなくていいかなって思う時があるんだよね

カズト:リョウタが前に自分のこと気になるって言ってくれてから、リョウタは自分の中でどういう存在か考えて、リョウタが俺に思ってる好きとは違うかもしれない
最初のころから喋りやすいし、それが恋愛感情じゃなくて親友に近かったから壊したくないなと意識しすぎたせいでちょっとリョウタを遠ざけてたかもしれない

カズトに向いている恋の矢印がいったん、整理されました。

アピールし続けていたリョウタとイクオには、はっきりと「恋愛感情がない」ことを伝えました。

これで、ふたりは気持ちを切り替えていくようですがずっとリョウタが気になっていたゲンセイさんとマッチングしたのには声出ちゃいました(その①)

ゲンセイ:ずっとやってみたかった理想のデート全部。一日でかなったって感じ。

リョウタ:ゲンセイさんのこと知らなかったなと思って同じ温度感で話せるのが心地よかったし、いいところを知れた

そして、なんといってもシュンとダイの距離感がもどかしくて。

とっくに恋に落ちてるのに、手探りで距離感を図っている感じがキュンキュンきました!

ルームメイトたちとのやり取りもいいですね。ダイの恋バナを聞いてくれるイクオや、シュンに押しつけがましくなく寄り添うテホン。見習いたいです。

そしてそして、声が出ちゃった(その②)ラストシーン!

ダイ:眠たくなってるの?お兄さん 

シュン:そっちで寝る(ダイのベッドに潜り込む)

ダイ:ねえ、俺の腕を下にして。その方が近いから。距離が

シュン:枕持ってくればよかったかな
~何秒も見つめあったあと、シュンからキスをする~

シュン:待ってた?

ダイ:待たせすぎ

この後、何回シュンがこじらせてケンカするのかも気になりますが・・・(笑)まずは良かったねと言いたいです。

9・10話解説と感想

シュン:発端はTシャツだけど前に付き合ってた人と比べてしまって。その人はずっと寄り添ってくれたから。愛情表現のひとつ。

ダイ:これくらいのことなら喜んで向き合える。比べるのは全然いいと思う。ただ、二人で共有したことを簡単に手放せてしまうなら寂しいし悲しい。また向き合って前に進めると思う。

シュン:でもまたこういうことがおきて、同じことになるかもしれないよ

ダイ:ならないし、させない自信が今の僕にはある。

カズトに失恋したイクオがダイに告白しますが、ダイは「イクオもキラキラしてて気持ちもってかれそうになったときもあったけど、今はシュンが大きすぎて他の人を恋愛対象として見られない」とはっきり断りました。

もうシュンダイふたりの気持ちが揺らがないのだと思った瞬間でした。

一方で、「自分の思いは充分伝えて、やり切ったから」とグリーンルームを後にしたゲンセイとリョウタ。

誰にも思いを伝えることがなかったけどBoysに常に寄り添い、時には乙女キャラをいじられていたテホン。

鶏肉ジュースの予算で大きな体を小さくしていたユーサクのように、恋愛が成就しなくても強固な絆がBoysの間に見えたのがとても良かったです。

「ボーイフレンド」視聴を通して、このひと夏のBoys 9人の恋愛模様や友情、たくさん堪能しました。

恋愛リアリティ番組も多種多様ですが、「恋愛」に関しては普遍的なテーマなので、どんな方にも刺さるのだと思います。

でも、恋愛リアリティの終着点は「恋愛」だけじゃないんだということもこの「ボーイフレンド」から教えてもらいました。

大人になってから、ほぼ「初めまして」の他人と一緒に暮らす経験はなかなかできないし、その中で対話やハグで少しずつ絆を深めていく様子が見ている側にも伝わって、感動しました。

Boysの相手を尊重する気持ちや距離感、気持ちをきちんと伝えることの大切さなど見習いたいところがいっぱいで勉強になりました。

ボーイフレンドロケ地

ボーイフレンドは千葉県を中心に撮影されています。

主なロケ地をまとめました。

メインの舞台「GreenRoomグリーンルーム」

メンバーが共同生活を送る「グリーンルーム」は、千葉県館山市にある大型貸別荘「Stay Ocean Tateyama」が使用されています。

コーヒートラックの営業地

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